スモールジェットの顔防寒
真冬のモンキー125ツーリングに向けて
寒さ厳しくなってますが、モンキー125で片道1~2時間走る予定があり、顔の寒さ対策を考えてバラクラバ(目出し帽)を買いました。
正直フルフェイスヘルメットをかぶれば顔の防寒にはなるのですが、なんとなくジェットヘルメット+ゴーグルで走りたかったので。
特に強い理由は無いのですけれども…
で、選んだ製品は、こちらです。
安心と信頼とコスパのコミネ。
この格好で気温+1℃、一般幹線道路+街乗りルートで片道1.5時間を往復しました。
早速の結論
モンキー125の走行性能 (= 一般道・街乗りの速度域)ならば、顔面の寒さ対策にはこの商品で十分満足だと感じました。2000円以下ですしコスパも高いです。
- 顔面防寒性能に満足
- 呼吸しやすく快適
- 首が突っ張り、斜め後方確認しにくい
- フルフェイスヘルメットには向かない
防風能力は高くなく風を通すので高速走行では防御力が足りないと思われます。
この場合は別な製品を選んだほうが良いです。
防寒性能について
口元・首元の生地はフリース折り返しの二重です。
一般的なネックウォーマーより厚みがあり暖かいです。
ですが、防風生地では無いため速度に比例して冷気が染み込んできます。
半面、呼吸は楽で息苦しさはありません。
このため外気温や速度域で評価が変わるアイテムなのではないかと思います。
原付2種だと必然的に速度域は低く、しみ込んできた冷気も信号待ちの間に暖かさが回復する程度なので、性能には十分満足しています。
VS ネックウォーマー
このフェイスマスクを購入する前は、普通のネックウォーマーで口と鼻を隠す形で装着して凌いでました。
ただ、しっかり装着位置を確認しないと首元やゴーグルと口元の間に隙間ができたりして面倒でした。
フェイスマスクタイプだと目元の開口部だけ位置を合わせれば、あとはどうやっても隙間ができないので気楽です。
構造的なデメリットもあり、後方確認で首を大きく回すときに動かしにくく感じます。
頭と首の生地が繋がっていて、頭の生地はヘルメット内で固定される構造のため、どうしても首が突っ張るのですね。
首の太さで動かしやすさに個人差はあるかもしれませんが……
フリーサイズでサイズは選べないので、試着が可能であれば購入前に確認した方が良いかもしれません。
ヘルメットとの相性
屋外作業やアウトドア用のバラクラバとは違い、バイク専用だけあって頭部の生地は薄手の物が使われており、ヘルメット内装着に特化した構造になっています。
一見フルフェイスヘルメットでも使えそうに思えますが、実際は厳しいです。
頭頂部の薄手生地は耳の上あたりまでしかありません。
顎周りから耳~後頭部は厚手のフリースに包まれます。
このため、ジャストサイズのヘルメットだとチークパッドから後頭部にかけてかなり窮屈になります。
ジェットヘルメットだとそこまできつさは感じないので、やはり相性はあるのかなと思います。
最後は見た目
他人からの目線の感じ方は人それぞれですが、これをかぶったままコンビニや道の駅に入れば不審者です。
冬はトイレに焦って駆け込むこともありますから、着脱のひと手間が運命を分けることもあるかもしれません。
一応、目出し部分から頭を出してネックウォーマー風に誤魔化すこともできるので、この辺は小さな欠点という感じでしょうか。
ヘルメットをかぶる前は見た目が少し恥ずかしい気もしますが、今年の夏から夏用のフェイスマスクを使い始めているので、この辺はもう慣れました。
こんな感じでしょうか。
今日もお疲れさまでした。