ヘルメットの防曇シートの取り扱い
ドライレンズ装着したまま放っておいたら
バイク用フルフェイスヘルメットはショウエイ製品を長年愛用しています。
ショウエイは標準で曇り防止用の防曇シート「ドライレンズ」が付属してくるのですが、これを装着したままにしておいたら、シールドに貼り付いて全然取れなくなりました。
で、無理やり剥がした結果、写真の赤い矢印の様に、ドライレンズのシーリングのシリコンがシールド側に固着して取れないという事態に。
そのままドライレンズを戻して何事もなかったかのように使い続けるのも手ですが、やっぱりシールド側はきれいな状態に戻したいところです。
そもそも貼り付くものなの?
ドライレンズの説明書きを見たら、しっかり「長期間装着したままにすると、シーリングがシールド面に張り付くことがあります」と記載がありました……
このドライレンズ、実は2枚目でヘルメット購入時の付属品は「ピンロックシート」という商品だったんですよね。
ある時期からSHOEI自社製の「ドライレンズ」という製品に変わっていて、
- ミラーシールドの方にはピンロックシート
- クリアシールドの方にはドライレンズ
を装着していて、今回貼り付いたのはドライレンズの方。
ピンロックシートもドライレンズ同様に貼り付いてしまう場合がある様なのですが、これまで貼り付いた経験が無かったので、油断していました。
どうにかして剥がしました
固着したシーリングですが、ぬるま湯で温めながらスポンジで擦ってみたのですが全然剥がれません。
最悪シールドがダメになってしまう事も覚悟して、
の三点セットでこそげ落とす作戦としました。
エタノールを浸透させて粘着力を弱め、キムワイプで擦ったり爪で削ったりで少しずつ剥がれてきます。
これを根気強く続けてなんとか全部剥がしました。
シールド内側になにかコーティングでもされていればダメージを与えてしまったかもしれませんが、仕方ありません。
なかなか疲れる作業で骨が折れましたが、見た目は全く傷つけることなくシーリング剥がしに成功したので、まずは良しとします。
ドライレンズはシーリングが凸凹になっているのでもう使えません。こちらは買い直しになりますね。
今日もお疲れさまでした。