タイヤの空気圧管理、結構まじめにやってます
電動空気入れを買い換えたものの……
今年の春に、KIJIMAのスマートエアポンプ JP01という商品を購入していました。
バイクなどのタイヤに空気を入れる為の「電動空気入れ」「電動エアーコンプレッサー」「電動エアポンプ」とか呼ばれている商品です。
商品の性能的に、タイヤ交換時にゼロから空気を入れるには向きません。
日常の空気圧チェックでの補充填に、その取り回しの良さを活かす商品です。
電動空気入れは結構前から使っていますので、それらとの比較視点で、この商品の使用感をまとめてみます。
(その前に)なぜ新型JP02を買わなかったの?
購入した時点で既に後継機のJP02が発売されていました。
JP02で追加された付属品(ロングホースと90度アダプタ)は不要だったので、大幅値引きに惹かれてJP01を選びました。
車両によるのかもしれませんが、こんな感じでロングホースが無くても不自由なく使えています。
まずは結論
出発前や出先でのエアチェックにはとても便利
- コンパクト
- 操作が分かりやすく迷わない
電動空気入れの一般的な欠点はそのまま持っている
- 稼働音が大きい(うるさい)
- 規定圧に達するまで時間が掛かる(特に大型バイク)
特に何か画期的な特徴がある商品という訳ではないと思いました。
現時点で判断できない点
- 信頼性(中華ブランドと違いがあるかどうか)
初期不良品に当たってしまったので少し不安です。旅先でのパンクに備えてという用途も考えているので。
過去の所有品
電動式の空気入れを購入したのは、今回が初めてではなく3台目です。
謎中華バッテリー式は、2年ぐらい前に購入しています。
安価なバッテリー式電動エアポンプが出回り始めた時期でしょうか。
円筒形で15cm×15cmぐらいの少し大きめの商品で、バイクでの持ち運びには向かないサイズ感です。
今はこの商品は販売されていません。
スマートエアポンプの簡単レビュー
スマートエアポンプの基本動作は、謎中華バッテリー式と完全に一緒です。
電源ON→空気圧を設定→スタートボタン押す→エア注入→設定圧で自動停止
中華ブランドのどの電動空気入れでも同じなのではないでしょうか。完成されてます。
スマートエアポンプの優位ポイント
以前購入した謎中華バッテリー式との比較ですが、
- 小型でシートバックに放り込んでの持ち運びが可能
- ホースを本体収納でき無くす心配が少ない
- キジマブランドでサポートが安心
の3つでしょうか。
おまけの項で扱ってますが、今回は初期不良があったので国内企業取り扱い品を購入したのは正解でした。
スマートエアポンプの気になったポイント
謎中華と大きな違いは無いですが、あえてというならこんな感じです。
- 直射日光下では液晶表示が見にくい
- 電源やポンプON/OFFはメカスイッチが良かった
- バッテリー残量がいいかげん
主電源はケースからホースを取り出す・収納する操作でON/OFFします。またポンプのON/OFFは画面タッチ操作です。
電源は三分ほど放置すると勝手に切れますが、やはり物理的なスイッチが欲しかったです。
同様に、ポンプのON/OFFも物理スイッチが良かったです。
しゃがんだ姿勢で作業するので、手探りでも操作できた方が便利ですよね。
バッテリー残量は、写真だとスマホの様な残量ゲージで表示しそうにみえますが、実際は三段階の色で判別する方式です。
実際に何%残量があるかはわかりませんし、ポンプON/OFFで急に減ったり復帰したりするので信憑性が全然ありません。
ガソリンスタンドやバイク店で空気を入れた方が良いのでは?
これまで所有した商品とスマートエアポンプの共通の欠点は、
- 稼働音が大きい(うるさい)
- 規定圧に達するまで時間が掛かる(特に大型バイク)
- 空気圧計の精度は良くない
です。ショート動画をアップしたのでこちらを見れば共感してもらえると思います。
ガソリンスタンドやバイク店で空気を入れれば概ね解決する欠点ではあります。お金もかからないですし。
自分は「今日はバイクの面倒見ようかな?」とか急に思い立つので、手元に電動空気入れが欲しいのです。
(おまけ1)実は初期不良に当たっていました
このスマートエアポンプ JP01ですが、春先に購入してからしばらくほったらかしにした後、秋にまた使ってみたら故障していました。
現象は、
- 本体からのエアー漏れ
- ホースの根本が空回りして外れなくなる
の2つです。
実際の使用回数は本当に数回、購入してから半年ほどだったので、初期不良としてメーカーのキジマに連絡して新品に交換して頂きました。
メーカー対応は非常に素晴らしく、Webサイトの問い合わせフォームからコンタクトして翌日に回答があり、その後、故障品の送付~翌日の新品の到着とスピーディーで満足のいくものでした。
Amazonのレビューを確認したところ同じ現象を訴えているコメントがいくつか見つかったので、初期ロット等で集中的に発生した品質問題なのかもしれません。
自分が購入したものと新品交換品では、パッケージの内箱がプラスチックトレイから紙トレイに変わってましたので、生産ロットは別の商品と思います。
この時に品質問題にも手を打っていることを期待します。
ロングツーリングに持っていきたいと考えている方にとっては、いざという時に故障では意味がないですからね。
(おまけ2)自転車(シティサイクル)に使う時
自転車にも使えます。
スマートエアポンプにモード切替があって、「自転車モード」が用意されています。
設定できる上限空気圧が変わるだけのようですが、これで空気入れ過ぎ事故を防ぐということでしょう。
同梱部品に、英式、仏式それぞれの変換アダプタがありますので、付け替えて使用することになりますが、自分の場合は自転車側に英式→米式のバルブ変換アダプターを取り付けてスマートエアポンプ側はバイク共通で使えるようにしています。
この方が、
- アダプタ紛失の心配がない
- 変換アダプタの付け替えの手間が無い
- 空気圧がちゃんと測れる
ので便利です。
特に3番。スマートエアポンプは設定空気圧で自動停止しますので、大事なポイントと思っています。
ちょっと長文になってしまいました。
今日もお疲れさまでした。