思いつき日帰りツーリングを後から思い出す用のブログ

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モンキー125 (2022/JB03) AMBOOTサイドバッグの装着方法改善効果

サイドバッグはマジックテープで装着可能か?

AMBOOTサイドバッグの取り付け方法改善

モンキー125に取り付けたAMBOOT(大久保製作所)のサイドバッグ  AB-SMBR01、車両とバランスが良いサイズ感で、ツーリングに大活躍しています。

けれども、ベルト固定式の為、やはり着脱の面倒くささは否めず……


つけっぱなしにすればいいじゃないかという事ではあるのですが、必要ない時にはバッグ無しのスッキリ外観で走りたいという気持ちもありまして。

mototabilog.hatenablog.com

 

理想はロック金具的なものでワンタッチ着脱スタイルですが、いいアイデアが思いつきません。

さしあたり手持ちのフリーカットマジックテープでどうにかならないか挑戦してみました。

尚、バッグ付属のベルトを使いませんので自己責任行っています。
走行前・走行途中にしっかり安全確認しています。

 

準備したもの

以前購入していた、クラレ「自由自在バンド」という商品が手元にあったので、これを活用します。

25mm幅のフリーカットタイプのマジックテープです。

 

一般的な面ファスナーと違ってフック面とループ面といった種類がなく、一種類のテープに両方の機能が付与されているのが最大の特徴になってます。

専用の移動カンも5個付属です。

 

装着状態

早速ですが、完成状態はこんな感じです。

サイドバッグサポートの一番上のステーにマジックテープを巻きつけるように固定しています。
付属の移動カンを使い、締め付け力の調整を行いやすくし、マジックテープの噛合い面積をなるべく増やす効果を狙っています。

上から見るとこんな感じです。移動カンがサイドバッグの穴より大きいのでマジックテープの回り止めの役目も果たしています。

 

【結論】着脱は楽になったのか?

多少は簡単になったかな?って感じるレベルの微妙な改善でした。

 

自分の装着方法の場合、付属ベルトは長さが余ってしまってそれを納めるのが特に面倒でした。
しゃがんでバッグの裏側に手を回して……という作業ですから。

 

今回はフリーカットのマジックテープで、車両に合わせた最適な長さを簡単に作れます。このため、そいういった作業が無くなったことが大きな改善点です。

 

サイドバッグの通し穴へベルトを通したり、サイドバッグサポートのフレームにベルトを回したりという作業自体は両者同じですので、ここはあまり改善されていません。

メーカー純正のパニアケースみたいに、ガチャンとワンタッチで着脱できるレベルには改良できてませんので、100%満足・劇的改善というレベルでには到達しませんでした。

 

マジックテープの通し方

移動カンとサイドバッグへのテープ通しの実例です。
移動カンを通す時にテープが貼りついちゃうので作業しにくいですが、何とか通せます。

この写真だと、マジックテープのくっ付く面積が意外と大きくとれていることが分かるかと思います。

 

落下のリスクはあるのか?ないのか?

バッグ付属のベルトとマジックテープの比較です。

付属ベルトは、ズボンのベルトと同じ方式で金具でしっかりロックされます。
ベルト自体がちぎれない限りはまずバッグは落下しないと思われます。

 

マジックテープはしっかり噛合っていれば、想像以上に接着力は強いですけれども、剥がす方向に力を加えると徐々に剥がれてきてしまうのが、ベルトとの大きな違いかなと考えます。

 

そういった心配はある中で、何度か実際に走行していますが、緩んだりテープ勘合面が剥がれてきたとかは無いので、今のところ落下の気配はなく安全に走行できています。

左右振り分け式のサイドバッグは、面ファスナー付きのベルトで左右連結している商品もありますのでベルトを引っ張る方向に対する強度は強いのでしょうね。

 

こういった瞬間的な力による落下のリスクというよりは、マジックテープ自体の汚れ・劣化による勘合力低下の方を気にした方が良いかもしれません。

水には強いらしいので雨天は問題なさそうですけれども、繰り返しの着脱によるループの荒れとか、紫外線によるテープ母材の強度落ちの方がありそうなので、定期的に安全確認は必須かもです。

 

こんな感じで少し便利になりました。今日もお疲れさまでした。