東北太平洋側地域の冬季バイク通勤
今年から真冬もバイク通勤
車を手放したのでバイクが移動手段の主力になりました。
本格的に寒くなる12月~2月頃の東北地方でも、仙台以南の太平洋側地域であれば降雪量は少なく、路面凍結に注意すればバイク走行可能な日が多いです。
けれども、低い気温と強風にさらされるため、朝晩の通勤でバイクに乗るにはしっかりした防風防寒と、朝から帰宅時まで路面変化状況を見定める慎重さが必要になります。
で、通勤用の寒さ対策装備の方。
ガチのウィンターライディングジャケットやウィンターパンツ、各種電熱装備は嵩張ったり着替えが面倒だったりで通勤には向きません。
このため、バイク専用品と一般アパレル、ワークマンなどを組み合わせて、利便性と防寒性のバランスを取れるように工夫しています。
バイク通勤の環境条件
これぐらいの気温を耐えられることを狙っています。
- 気温レンジ -1~5℃ぐらい
- 通勤時間 片道15~30分ぐらい
- 速度レンジ 法定速度 60km未満
- 会社には更衣室がある
(この条件で高速道路ツーリングだったら寒すぎてバイク乗りません)
ジャケット(上半身装備)
街乗りライダーの定番、ワークマンのジャケットを選択してます。
- ワークマン ン イージス 360°リフレクト透湿防水防寒ジャケット
素材が柔らかく、会社での狭いロッカールームでの着替えが比較的楽という点が気に入ってます。
下道走行レベルであれば防寒性、防風性も良好で真冬通勤のベストアイテムです。
逆に高速走行ではバタツキが出てしまうので、ツーリングには使用していません。
パンツ(下半身装備)
こちらもワークマン。オーバーパンツではなく直穿きタイプの物。
会社でビジネスパンツに着替えること前提です。
- ワークマン EURO(ユーロ)ボア防風ウォームパンツ レザーブラック
これも柔らかい素材で、着替えと会社のロッカーへの収納が楽で気に入りました。通勤程度なら防寒性も十分過ぎです。
レザーブラックはタイトなシルエットで見た目も気に入っています。
半面、内側のボアが滑りが悪いので、タイツとの重ね履きには向きません。
(履くときにタイツがずり上がってしまう。上手に履ければ暖かさは確実にアップします)
シューズ(足元装備)
普通のバイク用ではないダナーのワークブーツを履いてます。
レザーで風は入り込みませんが、防寒性能は無いのでメリノウールソックスでカバー。
会社に着いたらビジネスシューズに履き替えてます。
バイク用の防寒シューズ選びは難しいです。
暖かくてもシフト操作がイマイチ気持ちよくできなかったり、一見見た目が温かそうでも結局足先が冷えてしまったりと満足できる商品に出会えません。
グローブ(手元装備)
車両自体にグリップヒーターやハンドルカバーは付けていないので、基本手袋のみで対応。
通勤でも気分よくバイクを操作したいので、ここだけは妥協せずバイクに特化した商品を選んでます。
ゴールドウインのリアルライドウインターグローブが価格と暖かさ、操作性のバランスが良く、買い替えながら使い続けていました。
ただ、残念ながら廃番になってしまったので、次は別な商品を探す必要があります。
マイナス気温の時はインナーグローブを追加するので、サイズは夏用より大きめです。
追記:この光電子インナーグローブはあまり暖かさを感じなかったので使わなくなり、翌年蓄熱インナーグローブに変えました。
インナー
インナー類はそのまま仕事で着続けますので、暖房の効いた部屋で暑くなりすぎないものを。
基本一般アパレルです。
ミドルレイヤー
インナーの上は、脱いだらすぐ仕事できる服装になります。Yシャツとかですね。
気温が氷点下に近くなる日、曇りがちの日はフリースかインナーダウンを追加します。
- ワークマン ダイヤフリース裏アルミジャケット
- 又は ワークマン リペアテック洗えるフュージョンダウンライトジャケット
頭、顔、首
ヘルメットはフルフェイス一択です。
風が当たる隙間があると、そこだけピンポイントで痛いぐらいに冷えるので。
加えて夏用のインナーキャップ。髪の毛に変なクセがつかない様にです。
冬用のインナーキャップもあるようですが、特に頭頂部が冷えることは無いので気にしていません。
- ヘルメット:フルフェイス
- ヘルメットインナー:夏用インナーキャップ
- 首:ネックウォーマー(薄手)
ネックウォーマーは薄手の物を選択。
風侵入の隙間埋め目的で、ヘルメットやジャケットと干渉しない事を重視しています。
暖かさはライディングジャケットのファスナーを閉めきれば十分確保できますから。
ちなみに車両はモンキー125。カウルやスクリーンが無いので寒いです。
長い記事でしたがこんな感じです。
今日もお疲れさまでした。