ヘルメットマウントしたInsta360 GO 2 の操作性を良くする
小型軽量なInsta360 GO 2は、ヘルメットマウントしても重量を感じないので気に入っています。
ただ、カメラ本体単体だとバッテリー容量が少なく、撮りっぱなしだと20分ほどで電源が落ちてしまいます。
このため、こまめに録画開始と停止を繰り返して、短いカットを撮り溜めていくスタイルが良さそうに思っています。
しかし、ヘルメットマウントの場合、問題がありました。
- カメラのステータス表示LEDが見えないので、録画状態が分からない
- カメラ前面のボタン操作時にマウントの取り付け角度が動いてしまう
スマホ接続状態で使えば、スマホで操作や状態確認ができるのですが、ただでさえ少ないバッテリーがさらに減ってしまいます。
Insta360 GO 2には優秀な充電ケースが付属していますので、これを活用して問題を解決する方法にトライしてみました。
カメラはヘルメット、充電ケースはハンドルにマウント
以前、RAMマウントを使ってInsta360 GO 2の車載にトライ済みです。
この時は充電ケースにカメラをセットしたまま車載しましたが、考え方を変えて充電ケースだけを自分側に向けてマウントします。
前回と車両は違いますがこんな感じになります。
狙いはこうです。
- 充電ケースを撮影開始・停止のリモコンとして使う
- カメラの録画状態を充電ケースの液晶画面で確認する
実際に撮影した時の流れ
走行前にこんな準備作業をします。
走行して撮影ポイントに入ったらこんな流れで撮影します。
- 充電ケースの蓋を開ける(電源が入る)
- 充電ケースのボタンを適当に押す(カメラと接続される)
- 充電ケースの録画ボタンを押す(録画開始)
- 良い感じにバイクを走らせて撮影
- 充電ケースの録画ボタンを押す(録画停止)
- 充電ケースを閉じておく(電源が切れる)
これを繰り返して2~3分の短い動画を、何度か撮影していくイメージでしょうか。
撮影ポイントを通り過ぎたらカメラを充電ケースに戻して充電しておきます。
充電ケースのバッテリーも減ってきたら、モバイルバッテリー等で充電ケース含めて充電しておけばさらに長い時間の撮影も可能になります。
撮影してみた感想
こんな感じに撮影ができました。
良かった点
- 充電ケースの操作性が良い(グローブした手で十分操作できる)
- 録画開始失敗ミスが無くなった(液晶のアイコン表示が分かりやすい)
- スマホは不要なのでそっちはナビに使える
RAMマウントでガッチリ固定されているのもあって作業性が格段に良く、これはお勧めです。
本当に録画されているかどうかの不安も解消されましたね。
不満点
- 操作性が良くなった分、調子に乗って撮影してたら肝心な時にバッテリー切れ
- バッテリー残業表示など液晶の小さい表示はよく見えない
- 充電ケースの蓋部分が動画に写り込むのでちょっと邪魔(横向きにすればいいかも)
このカメラの最大の不安はバッテリー残容量。
このスタイルで撮影したとしても、トータルの撮影時間が伸びるわけではありません。
本当に撮影したいポイントに入るまでには、十分に充電しておくことが大切なようです。
ただ、長時間撮影になると、今度はカメラ内蔵のストレージ残容量を気にする必要が出てきます。
まとめ
こんな感じでいくつか注意点はありますが、この充電ケースリモコンスタイルは気に入りました。
カメラ自体の持つマグネット着脱機能を活かす様にマウントするのが一つのポイントです。
これでマウントから外して充電ケースに簡単に戻せるので、バッテリー容量の少なさを補うことができますから。
バイクの車体側にマウント箇所を増やしたら、さらに楽しめそうです。