思いつき日帰りツーリングを後から思い出す用のブログ

なぜかツーリング記録が少なくて用品レビューとメンテ記録ばかりです

モンキー125 (2022/JB03) 調整式レバーに交換

妻が発進できませんでした

モンキー125のクラッチレバー遠い問題

増車したモンキー125、妻も運転するつもりで購入しています。
……が、早速問題が。

ちょっと試乗してもらったところ、シフトを1速に入れた後、いつまで待っても発進しないのです。
エンジン回転数はちゃんと上がっているのですけれど。

 

妻曰くクラッチがつながらない」

 

彼女のクレームを聞きながら、自分で操作してみると……

  • レバーの握り幅が広い
  • クラッチの接続ポイントが遠い

この辺が原因と推測しました。

 

握り幅の方は、妻のメインマシンであるYZF-R25でも言われていたので、まぁ調整が必要だよなと。

接続点が遠いという方は、レバー握りはじめ1cmぐらい?あたり、しかもかなり狭い範囲でクラッチの接続点があるので、握力の無い彼女にとっては半クラッチのコントロールが難しく感じているんだろうと理解しました。

自分はこんなもんだろうと思って何も感じずに操作していたのですが。

 

SPEEDRAのレバーセットに交換

2つの問題を一挙解決するには、調整式のレバーに交換するしかないとの結論です。

Google先生に聞いてみても、同じ困り毎を抱えたモンキー125ユーザーさんは、レバー交換に踏み切っているようでしたので。

 

早速ですが、交換のBefor/Afterです(写真はブレーキレバー側)。

 

で、選んだのはこれです。

6段階調整式で、狭い方のアジャスター値 1 or 2 で妻が「いいんじゃない」と言ってくれました。
半クラッチのポイントが近くなったので、スムーズに発進できてます。

 

SPEEDRAにした理由

レバー選びですが、前述のYZF-R25では中華ブランドの安価なショートレバーを購入しました。

  • レバーが短すぎて妻はともかく自分の手に合わなかった
  • 加工寸法に余裕を持たせているのか組付後に、レバーがグラグラ

と不満があったので、国内ブランドで尚且つロングタイプの中から選びます。
品質の違いがどの程度あるのかという興味もありましたので。

 

モンキー125だったら外観はシンプルな方が良いかなと思っていたので、キタコショートリーチレバーが最初の候補だったのですが、調整ができないタイプはリスキーと思って見送りました。

 

SPEEDRAのスタンダードタイプにしたのは、比較的スポーティ過ぎない外観と、2本セット価格が妥当だなと感じたからです。

ネット通販で現物を触れないので、毎度パーツ選びはギャンブルですね。

 

レバーの外観

純正と並べると、見た目はこのぐらい違います。
肉抜き穴が開いていてスポーティな印象ですが、端部が純正同様に丸くなっているのが良いですね。
中華ブランドだと三角だったりすることもあるので。

SPEEDRAはレバー本体とアジャスターの色の組み合わせは自由に選べます。
モンキー125のタンク上部と下部の色に合わせてみました(チタン×レッド)。

モンキー125の赤は比較的落ち着いた色味なので、レバーをあまり派手な色にしたくなかったのです。

 

それと、形状的には可倒式タイプも選べますが、あまりメカメカしいレバーはモンキーには合わないと思い最初から選択肢には入れてませんでした。

 

レバーの適合性

ポン付けで簡単に装着できるのですが、クラッチレバー側はアジャスターとクラッチレバー根元のゴム製カバーが干渉します。

アジャスター値が 1~3 だとギリギリ干渉しませんが、4~6だとカバーにぶつかってクラッチレバーの動きに影響が出てしまいます。

  • カバーをずらす
  • カバーをカットする

等の対処が必要かと思います。

我が家は、アジャスター値 1~3 でライダー2名に対応できるので特に対処はしないこととしました。

 

簡単インプレ

目的である妻の方の「クラッチが遠くてうまく発進できない」問題は解決したので、これで十分満足した商品です。

 

もう一つの裏の目的である「中華ブランドとの違いを知る」についてですけど、

(YZF-R25+中華レバーとの比較で車両が違うので、純粋なレバーの違いだけの感想ではありませんが)

  • 組付け後にグラグラするなどの無駄な遊びが無い
  • 指当たりが滑らか

はすぐに気づきました。

 

中華の方はアジャスター部の精度が悪いようで、ボルトを増し締めしてもガタつきが解決しなかったのです。

SPEEDRAはこのガタつきが無くレバー自体の剛性が高く感じられ、手に伝わる感触がカッチリした印象です。

 

純正レバーも作りが細身なせいか比較的優しい感触なので、それが好きな方にはスポーティに感じられて違和感があるかもしれませんね。

 

コストパフォーマンス面では、中華ブランドとは価格が3倍程度違います。
ただ、そこはバイクという趣味性の強いジャンルの話。

ワークマンの服とハイブランドの服を同じ土俵で比べる人は居ないことと同じなのかなと思います。

 

私たちはSPEEDRAのレバー、非常に満足していますよ!

今日もお疲れさまでした。