北海道ツーリングのフェリーで立ちゴケる
リア周りのカウルの分解手順記録
フェリー乗船時という人目を集めるタイミングで派手にバイクを転倒させてしまって、メンタル絶賛凹み中ですが壊れたバイクを放っておけないので分解して状態を見てみます。
まずはリアシート部分のカウルが割れていたのでその周辺から。
タンデムシートを外した後、数字の順番で外していきます。
必要な工具はこんな感じです。
シート取り外し
最初にシートとタンデムシートの間のカバーを外します。
ネジは左右に1本ずつ。4番の六角レンチです。
爪でカウルに引っかかっているので、少しカウル側を広げてあげると簡単に外れます。
続けて前シートを外します。こちらはボルト2本を外してシートを持ち上げれば簡単に外れてきます。
サイドカバー取り外し
リアカウルに取り掛かる前に、左右のシート下の黒いサイドカバーを外す必要があります。
ネジは2本だけです。
タンク下あたりの部分は爪でフロントカウルに引っ掛けてあるので、これを丁寧に外せばポロっとサイドカバー全体が外れます。
ここまでで、カウル取り外しの準備ができました。
ちなみに、フロントカウルを外す時もここまでは必ず必要な共通の作業になります。
リアカウル取り外しSTEP1
リアタイヤから上を見上げると、プラリベットが6本見え……るはずですが無くなっているところがありました。
立ちごけした時に、ちぎれて飛んで行ったみたいです。
気を取り直して外します。
真ん中のヘソみたいなところを細い六角レンチなどで押し込んだのち、爪などをリベットのふちに引っ掛ければ、簡単に外れてきます。
次にテールランプ上のヤマハの音叉マークがついているカバーを外します。
これは、2本のねじを外したのちにカバーを後ろにスライドさせれば取り外せます。
リアカウル取り外しSTEP2
タンデムシート下からリアカウル内側を除くと、プラスのねじが2本見えますのでこれを外します。
また、写真で「1」で示した場所にプラリベットがあるのでそれも外します。
写真は左側のリアカウルですが、右側にも同じようにねじがあります。
左に関しては、タンデムシートをロックするキーシリンダーもねじで固定されています。
先ほどの2本のねじに加えてもう一本ねじがありますので、以下の写真を参考にキーシリンダーも取り外します。
ネジを全部取り外したら、青いカウルと下側の黒いカバーを接続している爪を外せば作業完了です。
右側はキーシリンダーが無いので少し楽ですね。
リアカウル交換
実はリアカウルはかなり以前に手配していたので、手元にありました。
昨今は新型コロナ影響で一度欠品するとなかなか部品が入ってこないので、これは助かりました。
取り付けは、キーシリンダーのワイヤー取り回しに注意するぐらいでしょうか。
あとは分解した手順の逆に取り付けていけば難しいところはありませんでした。
割れちゃったカウルの方は、プラリペアで修理にトライしてみようかどうか考え中です。
ただ、R25はパーツ代が安いので納期の問題さえなければ手間暇かけて修理する理由が無いんですよね。
もしやるとすれば完全に趣味の世界ですね。
では、今日もお疲れさまでした。