思いつき日帰りツーリングを後から思い出す用のブログ

なぜかツーリング記録が少なくて用品レビューとメンテ記録ばかりです

CBR600RR(PC40 2011年式)のリアカウル取り外し

リアカウルを取り外してウインカー修理

急にウインカーの浮きが気になった

中古で購入したホンダCBR600RRを10年近く乗ってます。
左右に立ちゴケ傷があった車両で、ウインカーが少し曲がっていて取り付け基部に隙間があります。

購入時から今までずーっとそのまんまで気にしてなかったのですが、何か急に直したくなってしまいました。

ウインカー交換等でお金を掛けてまでどうにかしたい……という程ではないので、曲がりや歪みの修正でどうにかなりそうだったら自力修理してみます。

 

純正ウインカーにこだわらなければ安いものもあるのですけどね。
品質がどうかはわかりませんが。

 

作業の流れ

全体的な作業の流れはこんな感じ。

  1. タンデムシート取り外し
  2. シート取り外し
  3. リアカウル取り外し
  4. テールランプユニット取り外し
  5. ユニットからウインカー取り外し
  6. 曲がりの修正
  7. 元に戻す

 

必要な工具は、

  1. ソケットレンチ8mm、10mm
  2. プラスドライバー No.2
  3. 六角レンチ 5mm
  4. 曲がり修正用にペンチやハンマー等

程度でしょうか。

 

シート取り外し

タンデムシート取り外し後に、シートを外します。
ボルトは2カ所です。

 

リアカウル取り外し

次にリアカウルです。
上面から見てこの4カ所のボルトを外します。

 

後は、この辺りを左右に広げて上方後ろ気味に引っ張ればカパッと外れてきます。

 

電線取り外し

フェンダー・テールランプ・ウインカーが一体になったユニットを外しますが、その前に、ランプ類のハーネスを外しておきます。

三本の電線のカプラが、車両左側に固まっているのですべて外します。

 

テールランプユニット取り外し

矢印の左右4カ所のボルトを外すと簡単にテールランプユニットが外れてきます。
(写真は電線のカプラ外す前の状態です)

ここまできたら、車両から離れてユニットの分解作業になります。

 

ユニットからテールランプ取り外し

ウインカーを取り外すには、テールランプを最初に外す必要があります。

サイレンサーのヒートガードがハーネスの固定具も兼ねているので、これを取り外します。
プラスドライバーで2本のタッピンねじを外せば、グレーのヒートガードが外れます。
(反対側は作業の邪魔にならなければ外す必要はありません)

 

続いて、テールランプの取り付けステーを外します。
これは矢印のナット4カ所で固定されています。
(写真では側面のナットは外し済みです。実は片側がいつの間にか脱落していたらしく、ボルト・ナットが無かった……部品を注文して後で取り付けます)。

 

あとは、テールランプをユニットから引き抜けば完了です。

 

ウインカー取り外し

本命のウインカーです。
基部のナット1つを外せばウインカーが外れてきます。

ピンク色の矢印で示した箇所、金属の部品なのですが曲がっていました。
これもウインカーの取り付け浮きの原因の一つと思われるので、あとで修正します。

 

ウインカーはさらにランプ部と基部に分解します。
ハーネスで見えにくいですが、矢印の奥にプラスのねじがあるのでこれを外します。

 

ウインカー歪みの修正

分解した基部の方ですが、本当はハーネスが通る筒と、ウインカーを固定するねじが平行な状態が正しいと思うのですが、矢印で示した通り曲がっています。

しかし樹脂パーツと金属が一体になっている部品なので、これ以上は分解できません。
仕方が無いので筒の中にラジオペンチを突っ込んで、グイっと力を入れて強引に修正しました。

 

もう一つのフェンダー内側のウインカー取り付けの受け側の部品もペンチで修正しました。

 

適当修正でどこまで直ったか?

テールランプユニットを組立し直したところ、隙間が無くぴったりウインカーを固定することができています。

割と簡単だったので、もっと早く直しておけばよかった……

 

今日もお疲れさまでした。