この夏 北海道に行ってきました
キャンプができない夫婦の北海道ツーリング
少し早めの夏休みを取って、北海道を旅してきました。
タイミング的に ラベンダー満開 & 新型コロナウイルスが落ち着き気味 という時期でした。
で、タイトルの「宿選び」なのですが……
自分は今まで北海道はキャンプツーリングがほとんどで、あらかじめルートを決めて宿泊施設を利用するパターンは今回が初めてです。
というのも、今回は妻と一緒。
彼女は宿泊の伴うロングツーリングは初めてということで、体力面の不安からキャンプ泊は最初から選択肢から外していたのでした。
目的地と宿選び基準
今年は全国的に天候が不安定でしたので、出発予定ギリギリまで天気予報の変化を注視して、最終的に目的地は最北端の宗谷岬にしました。
ただ、このギリギリのせいで空いている宿探しに少し難儀しましたね。
宿の形式
その往復の宿は、初めて尽くしの妻をより楽しませるため、日々違う形式にします。
- 温泉宿
- ビジネスホテル
- ペンション
妻はコミュ障なので、相部屋になる可能性が高いとほ宿やユースホステルなどは除外です。
部屋はツイン以上の広さを1室。
平日でも都市部のホテルチェーンは意外と予約が埋まっていたので、地元ローカルっぽいところを選択です。
一泊ツインで2万円以下を目安に。
宿の食事
食事は前半は素泊まり、体力が厳しくなる中盤以降は食事付きとしました。
宿の探索方法
楽天トラベル、Googleマップ併用で探します。
意外と旅行サイトに登録してない宿が多くて、Googleマップが役に立ちました。
どうみん割(道民割)
東北6県在住者もどうみん割が使えます。
新規感染者が大きく減少していた時期で、タイミング良く期間が延長になり利用させてもらいました。
どうみん割適用プランは結構売り切れていて、使えたのは1カ所だけでした。
それでも結構嬉しかったですね。
一泊目「留萌市」
苫小牧でフェリーを下船し、その足で留萌市まで。
宿はここです。留萌は宿泊施設が少なく、空室はここしか見つけられませんでした。
温泉宿です。
地元の方に愛されている感じで、日帰り温泉を利用の方が多かったです。
部屋は和室8帖。
北海道あるあるらしいですが、エアコンがありません。
窓にはこんな張り紙が。
とはいえ蒸し暑くて眠れないということはなく、ぐっすり安眠できました。
本当に良い温泉で疲れが取れましたしね。
建物は古いですし、カーペット敷きの廊下を素足で歩くというシステムで『妻には厳しかったかな?』と心配してましたが、意外と面白く感じてくれたようでホッとしました。
朝食はボリューム大です。食堂担当のおじさんはフレンドリーで楽しいです。
バイクで宿を出たとき、このおじさんが宿の前の道をお散歩中だったんですが、手を振って見送ってくれて嬉しかったです。
二泊目「稚内市」
オロロンラインを北上し、早くも2日目で宗谷岬に到達。
少し戻って稚内で宿泊です。
ここではビジネスホテルを選択。
ツインの洋室、食事なしです。
唯一どうみん割を使わせてもらいました。
ツインで1万円、クーポン4000円を頂き、もちろん今回の旅宿最安値です。
稚内駅のすぐ近くで利便性もよく、きれいな宿でした。
ここが妻の評価が最も高かったです。
コインランドリーで汗まみれの服を洗濯しつつ、夕日を眺めてきました。
三~四泊目「富良野町」
妻に疲れが出る時期を見計らって、移動せず観光する日を設けました。
この日はタンデムで自分のバイクだけで観光地巡りです。
宿は連泊でここ。
ツインの洋室、朝食夕食付です。
コロナ前の富良野なら外国からのお客様も多かったと思うのですが、ラベンダー満開シーズンの割には宿は空いていた感じです。
夕食もおいしいですが朝食がかわいい感じでよかったですよ。
ここでは敷地にロバが暮らしてます。
朝はリスが遊びに来てました。
オーナーさんはバイク5台とともに北海道に移住してきたそう。
ライダーのお客さんは喜ばれますよ。
ちょっと雲が多い日でしたが、ラベンダー畑や青い池など富良野満喫しました。
旭川にも足を延ばして旭山動物園へも。時間にゆとりがあると楽しめますね。
最終日「苫小牧市」
最後は苫小牧までの移動日ですが、途中日高町に立ち寄りまた動物と戯れてきました。
広い敷地で、人懐っこいミニチュアホースとがっつり触れ合えます。
癒されたところで、フェリー埠頭へ。
船上でまた一泊すれば、仙台港。
妻大満足、自分も大満足の良いツーリングができました。
新型コロナウイルスもあり、近年の気候変動もありで北海道ツーリング情報は少し古いとあまり役に立たなかったりします。
気まぐれな一人旅と違って出発前に色々気を使いましたね。
今日もお疲れさまでした。