- バイクの出し入れがめんどくさい
- ドッペルギャンガー の バイクシェルター3を選定
- バイクシェルターの設置場所
- バイクシェルターの組み立て
- フレームの固定
- ホムセン用品で強風・台風対策
- バイク入庫状態
- 雨上がりにシートの張り確認
- 結露もチェック
- 【追記】設置1年後の経年劣化状況
- 【追記】設置2年後の経年劣化状況を記事にまとめました
あふれたバイクをバイクシェルターに押し込む
バイクの出し入れがめんどくさい
バイクはあくまで趣味の乗り物で実用には使ってなかったのですが、ふとした事情で一時的にバイク通勤をすることに。
こうなると天気を問わず毎日バイクを使うことになります。
で、今は屋根付きの自転車置き場風のところにカバーを付けて置いているのですけど、出し入れに手間暇がかかってまして、朝の忙しい時間にこれでは困るなと。
カバーを外したり自転車を退かしたりで慌ただしくなるのですよね。
とはいえ、一時的な事で新たにガレージは作れないし、庭の空きスペースに野ざらし保管もちょっと……
この辺の悩み事の解決策として、バイクシェルターを購入しました。
選定のポイントはこんな感じ。
- 長くて2~3年使えればいい
- 車両を短時間で出し入れしたい
- 空きスペースに設置できるコンパクトなもの
機能・性能はバイクカバー程度でOK、出し入れ時間が短縮できれば大成功。
ということです。
簡易ガレージでも良かったのですが、立派すぎてちゃんと土間コンで湿気対策したいなとか、台風対策にアンカー打ちたいなとか妄想が膨らみ方向性がブレてきたのでスパッと頭から追い出しました。
ドッペルギャンガー の バイクシェルター3を選定
ドッペルギャンガー製の物を調達しました。
複数メーカーから類似品が出ていますが、性能や品質の違いはネットで検索した範囲では良く判りませんでした。
近隣のバイク用品店での現物展示も無いのでこれ以上は調べようが無く。
結局、見た目のカッコよさで決めました。
Amazonを見ると、前モデルのバイクシェルター2も併売されているようです。
バイクシェルター3は入り口側の寸法を工夫して背の高い車両のミラーがぶつからない様になっていることが進化ポイントらしいです。
- 2はLサイズとMサイズがあるが3はサイズ展開なし
- 3の幅は2のMサイズ同等だが奥行は11cm長い
- 高さはほぼ同様
設置スペースの都合でLサイズは無理なので、購入したのはバイクシェルター3の方になります。
バイクシェルターの設置場所
残念ながらコンクリート施工されていて十分な広さがある場所は我が家にはありません。
幸いバイクを買った当初に適当にレンガを並べて作った駐輪スペースがありましたので、その上に設置することにします。
基礎上げしているわけではないので、雨が降ればレンガの隙間に雨水が流れてくるでしょうし、地面からの湿気も上がってくると思いますが、直接土の上に設置するよりはマシだろうということで割り切りです。
バイクシェルターの組み立て
ドッペルギャンガーからわかりやすい動画が公開されていますので、組み立て手順は省略します。
紙の手順書が付属してきますが、少しわかりにくい箇所がありますね。
イラストをよく見て、シェルターの前後の方向とか、パイプの上面・下面の方向とかを間違えないように気を付ける必要がありました。
それと、パイプに対するボルト締結時に締め付けすぎないように注意が必要です。簡単に変形してしまいます。
フレームの固定
この手のテントタイプのガレージやシェルター、それとバイクカバーのレビューでは必ず台風や強風の対策の話が出てきます。
一応この商品にはペグが付属してきますが、風対策の役には立ちそうもない代物です。
それでも設置作業中の位置ずれ防止にはなりそうなので、レンガの隙間にペグが入るように位置を合わせて打ち込んでおきます。
ホムセン用品で強風・台風対策
ここから少し本気気味の対策です。
前輪側の強化
前輪側に丸型の異形ロープ止めを敷レンガの隙間に打ち込み、結束バンドで固定します。
ロープ止めは30cm~45cm程度の物を探してホムセンで購入してきました。
付属のペグよりは太く長く、そして表面が凸凹しているので抜けにくいことを期待しています。
開閉部の強化
開閉部分は結露防止の為に地面と少し隙間がある設計になっています。
ただこの設置場所は、この開閉部分がある方向から風が吹き込むことが多いのです。
そこで、強風時に開閉部が浮き上がらないように強化します。
こちらも丸型の異形ロープ止めを地面に打ち込み、バンジーコードをひっかけて固定します。コードの反対側はフレームに結束バンドで固定しておきます。
ウェイトとフロントホイールクランプ
このシェルターは前輪をプレートに載せることでバイク自体をウェイトとして風対策とする設計になっています。
ただ、これだとバイクを出庫して空の時は風に弱くなってしまいます。
この対策としてウェイトを設置します。
ついでに手持ちのフロントホイールクランプも配置です。
取り急ぎの風対策としてはこれで完了です。
バイク入庫状態
CBR600RRを入庫した時のスペースの余裕度はこんな感じです。
どこにもぶつからずにスムーズにシェルターを開閉できます。
フロントホイールクランプ無しだと、サイドスタンドで立てたときに左ミラーが引っかかるときがあるので少し右寄せになるように停車位置の微調整が必要ですね。
たまたま手持ちにフロントホイールクランプがあったので使ってみましたが、慣れれば毎回の右寄せ停車も苦ではなくなると思います。
あった方が良いレベルのアイテムかと。
ただ、CBRでも結構余裕は少ない感じなので、横幅があるバイクやサイドスタンドでの倒れ角度が大きいバイクはバイクシェルター2のLサイズの方が良いかもしれません。
雨上がりにシートの張り確認
降雨後の状況をチェック。
ピンと張れなかった箇所に水たまりができてしまいました。
もう少し調整が必要ですね。
新品なのでさすがに内部に水滴が落下するようなことは無かったです。
表面の水の染み込み具合を見ると、もう少し撥水性が高いと良かったかなぁという気もします。コロコロ水滴がきれいに流れ落ちるような感じではないですね。
結露もチェック
夜間に雨が降った翌朝に今度は結露状況をチェック。
気温が下がったので内側が結露しました。
シェルターを開けたときに水滴が少し流れ落ちます。
ボタボタ車両に滴り落ちるなんてことはありませんが、気になる人は気になるかも。
気温が上がるお昼にはすっかり結露が無くなっていたので、自分としては問題ありません。
【追記】設置1年後の経年劣化状況
設置後、約1年経過後の劣化状況です。
褪色(色褪せ)・変色
通販サイトのレビューで見ていたので覚悟していましたが、本当にあっという間に褪色します。
購入時の色味は1ヶ月も持たず、天井部分の布地からどんどん赤茶けてきます。
もう少し紫外線に強い染料を使ってほしいですね。
耐風力
心配だった台風シーズンは、カバーを外さずそのまま乗り切ることができています。
フレームの歪みやカバーの損傷もありません。
シェルター開閉部の底面に装着しているゴム足が取れました。
これは、バンジーコード追加改造の弊害で、メーカーが悪いわけではありません。
バンジーコードのフックがゴム足に負荷を掛けてしまって、ゴムの劣化を促進してしまったという状況です。
これはホームセンターから適当なゴム足を買ってきて交換しておきました。
防水力
現状、雨漏りは発生していません。
車両が濡れてしまうのは、寒暖差による結露発生時だけです。
1年経過時点のまとめ
外観の劣化はありますが、1年経過時点では設置時点の性能は発揮できています。
十分満足できる商品です。
今日もお疲れさまでした。
【追記】設置2年後の経年劣化状況を記事にまとめました