思いつき日帰りツーリングを後から思い出す用のブログ

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【バイク用品】高価格帯インカムに買い替えレビュー Cardo PACKTALK Edge

お高いインカムはやっぱり素晴らしいのか?

デイトナからカルドへ買い替えた

夫婦ツーリングに必須のBluetoohインカム。

我が家では2019年の冬から デイトナ製 DT-01(ディーティーオーワン) を愛用していましたが、この度カルド製 PACKTALK Edge(パックトークエッジ)に機種変更となりました。

 

 

最近は中華インカムの品質も良くなったようですし、国産ブランドのデイトナやコミネからも比較的低価格の新機種が発売されたりと、6年前から比べると選択肢が多くなりましたので機種選定は難しくなった印象です。

 

今回の考え方は以下です。

「これまで比較的安価なインカムばかりを使ってきたから、一度くらいは高級機を使ってみて、それで大きな感動が無ければ次はコスパ重視で良いだろう」

これでカルドを選びました。

 

インカムの利用環境・用途

インカムの利用シーンは以下です。

  • タンデムツーリングでの会話
  • バイク2台ツーリングでの会話
  • ソロツーリング時の音楽再生
  • スマホナビの案内音声再生

 

インカム通話

DT-01と比べたインカム通話のレビューです。

    1. 通信が安定している
    2. 遅延が気になる
    3. ノイズキャンセリングは良き
    4. スピーカー音量が大きい

通信が安定している

DT-01ハウリングっぽい現象が起きやすく、購入後の数度のファームウェア更新で徐々に良くなってきたという印象です。

マイクの取り付け位置やスピーカー音量でも変わるので、調整が結構シビアな機種だったかなと思います。安定しているときは安定するんですけどね。

 

PACKTALK Edgeはそういった不安定さが一切なくノンストレスです。
細かいところですが、DT-01はペアリング完了済みであっても電源ON後にボタンを押して通話開始となりますが、PACKTALK Edgeは電源ONだけで通話開始されるので便利に感じます(メッシュ通信時のみ。Bluetooth接続ではボタンを押す必要あり)。

 

遅延が気になる

インカムでの通話はどの機種でも多少の遅延がありますが、PACKTALK Edgeはより遅延が大きい印象です。

とはいえ普通に複数台の車両でツーリングしている分には、会話に支障がでることはありません。

 

気になったのはタンデム時です。
ライダーとパッセンジャーの距離が近いと、後席からの話し声が直接耳に入るので、インカムの通話音声がちょっと遅れて聞こえてくる感じです。

この辺は相手の声の大きさとか、走行速度、車両の乗車姿勢等条件次第で気になる度合いが変わるのでケースバイケースだとは思います。

 

設定を何パターンか変えてみたところ、ノイズキャンセルのON/OFFは遅延にはあまり影響がなく、通信方式をメッシュ通信からBluetooh通信へ切り替えると遅延が小さくなる印象でした(通話音質もちょっと違う感じ) 。
なので、もっぱらタンデム時はBluetooh通信で使ってます。

 

DT-01は同条件で遅延が気になったことがありませんでしたし、後継のDT-02も低遅延をアピールしているので、シンプル機能の裏返しとなるデイトナ機の特徴なのかもしれません。

 

ノイズキャンセルは良き

ノイズキャンセルは妻に好評でした。話してないときはスピーカーがほぼ無音になってくれます。
DT-01はノイズキャンセルが無かったので、これは使ってすぐわかるPACKTALK Edgeの優れたポイントです。

 

半面、しばらく黙った後の話し始めの一声目がカットされてしまい相手に伝わらないことがあります。話し方に少し工夫が必要です。

それでも、一度これに慣れてしまうとノイズキャンセリング機能が無いインカムは使いたくなくなりますね。

 

スピーカー音量が大きい

デイトナ DT-01は通話時は常に最大ボリューム付近で使っていてそれでちょうどよい状態でしたが、PACKTALK Edgeは通話音声のボリュームをかなり大きくできます。

 

音量の小ささはDT-01のイマイチなポイントでした。
ハウリングを起こしやすい機種でしたので、それを避けるために出力を絞っていたのかもしれませんね。

 

PACKTALK Edgeハウリングも抑えられているようで、聞き取りにくい時は気軽に音量を上げられてGoodです。

 

通話品質総合

遅延の問題はあるものの、総合的にはDT-01よりPACKTALK Edgeの方がインカム通話品質は上と感じています。

優秀なノイズキャンセルとスピーカー音量のおかげで、高速道路走行時も時速100km程度までは非常に高品質な音質で会話できます。この点はDT-01より特に優れています。

 

音楽再生・ナビ音声

PACKTALK EdgeJBLのスピーカーが付属し高音質を謳っている商品です。
確かに音楽再生時の音質はDT-01とは一線を画しています。

走行時も聞き取りやすく音量も十分です。

 

とはいえバイク走行時の音楽は聞こえれば良い(外音が聞こえないと危険なので大ボリュームにしない)という程度の扱いなので、今回の商品選択の決め手にはなっていません。

少しでもいい音でという方にはとてもいい商品だと思います。オプションで上位モデルと同じサイズの45mmスピーカーを購入すれば音質のさらなるアップグレードも可能です(高価ですが)。

 

ナビ音声も音楽同様に聞き取りやすくてGoodです。

 

外観・着脱・操作性

外観

数あるインカムの中で外観はB+COM SB6XRが好みです。

細身でスタイリッシュに感じます。
これに比べるとデイトナの新型DT-02は本体がかなり大きくヘルメットに取り付けると野暮ったく見える気がしたので買い替え候補から外れたポイントになりました。

 

PACKTALK Edgeは本体は楔状の形でカッコいいなと思っていたのですが、実際に取り付けてみるとベース部分の厚みが結構ありヘルメットとの一体感が今一つでした。
DT-01と比較してみてもヘルメットからの出っ張り具合にほとんど違いがありません。
(写真上:PACKTALK EDGE+SHOEI Z8、写真下:DT-01+SHOEI Z7)

カラーも少しマット感のあるグレーという色味で、白化した未塗装樹脂パーツを思い起こします。上級機種のPACKTALK PROとの差別化でしょうか。

 

着脱(盗難防止)

ツーリング先での休憩時は、ヘルメットをヘルメットホルダーに取り付ける派です。
この時、インカム本体はヘルメットから取り外す運用にしています。

DT-01は取り付けベースの爪を押し本体をスライドして簡単に取り外せました。これが非常に便利だったので、同様の操作を行えるPACKTALK Edgeが良いなと思った点です。

 

実際にPACKTALK Edgeを使ってみると思った通りの着脱作業ができてとても良かったです。特に再装着時はマグネットでカチッとハマるので心地いいです。

 

比較対象だったビーコムSB6XRデイトナDT-02は本体に直接ケーブルを取り付ける方式の様で作業性が悪そうに思いましたので今回の選択肢から外れる要因になりました。

 

操作性

DT-01、PACKTALK Edgeともにボタンの機能・数はほぼ同じです。

またボタンの大きさはPACKTALK Edgeの方が小さいのですが、グローブ装着時の操作感はこちらがDT-01より良い印象です。

 

DT-01の方はボタンのストロークが浅かったり固かったりでクリック感を感じにくいのです。

PACKTALK Edgeはボタンが小さくてもクリック感がはっきりしていて操作感が良く感じるのだと思います。

 

逆にボリューム調整はレバー式のDT-01の方が操作しやすいです。

PACKTALK Edgeダイアルは見た目は格好いいのですがイマイチ慣れてないです。
親指操作が良いのか人差し指操作が良いのか試行錯誤中。ウィンターグローブを付けたらうまく操作できる自信がありません。

 

メーカーサポート

いままで使っていたDT-01で最も良かった点は、デイトナのサポートが長く続いていることです。
ファームウェアアップデートや取扱説明書の更新、補修部品の共有などDT-02が発売された今でも続いています。

ヘビーに使う方はスポンジが破れたりケーブルが断線したりしますので、国内ブランドの安心感は強みになります。

 

PACKTALK Edgeは国内販売開始してから2年以上経過しているようですが、代理店から保守部品が各種販売されていたり、日本語のマニュアルがPDFで提供されていたりしていますのでできるだけ長くサポートが続くことを期待しています。

 

総合的な評価

やはりPACKTALK Edge、高価格は伊達じゃなかったです。特に通話・音楽再生ともに音質が一段、二段上に感じ最も強く高級感を感じたポイントになります。

 

取り付けのしやすさ、本体の着脱作業性、ボタン類の操作性といった面はDT-01と大きな差がある様には感じませんでした。どちらにも一長一短があるので好みの問題とおもいます。

PACKTALK Edgeにはスマートフォンアプリが用意されているので、細かい設定やファームウェアアップデートがDT-01より簡単にできる点も気に入っています。

 

 

総合的に自分の使い方を鑑みたコストパフォーマンスは「悪い」です。
ハッキリ言い切ってしまいます。

 

主要因はメッシュ通信をほぼ使わないこと。この一点です。
不要な機能にお金を払っている感が否めません。

売りの一つであるマグネット式の着脱も、外す時にロック爪を押し込む必要があるので、正直なところDT-01と作業性にほとんど差が無いのですよね。

 

PACKTALK Edgeは間違いなく良い商品ですが、正直DT-01でも大きな不満はありませんでしたので、Bluetooth接続のみでノイズキャンセル機能付きの安価なインカムを見つけられれば、それが自分にとっての最適解だったのかもしれません。

 

支払ったお値段の影響か長文になってしまいました。ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。

今日もお疲れさまでした。

 

取り付けはこちらの記事で

mototabilog.hatenablog.com