ライディングシューズの矯正
ツーリング中に内反小趾で足が痛い
自分の足は「内反小趾」。足の小指が内側に曲がり、付け根の骨が出っ張っています。
外反母趾の方がメジャーですが、それと同じで足の指の骨の変形の事です。
この内反小趾のため、長時間のツーリングでは足が痛くて辛くなります。
出っ張った骨が靴に当たって、靴擦れの様になるんです。
普段の対策とバイク特有の問題
日常生活でどうしているか?というと……
- 足先が幅広の靴を選ぶ
で何とかなってます。
意外とスニーカーより、革靴の方が足に合うものを選べます。
ビジネスシューズはワイズ(EEとか3Eの表示)のバリエーションがあり、選択肢が多いんです。
スニーカーは色々試した挙句、買ったままの状態で履けるのは、メレルのジャングルモック(MERRELL JUNGLE MOC)一択になってます。
ライディングシューズが一番困ってます。
特にスポーツバイク向けの樹脂や金属のプロテクター付きの物。
そもそも一般の靴より圧倒的に選択肢が少なく、さらにサイズ・ワイズ展開も少ないというどうにもならない問題がありますから。
支出ゼロ円でライディングシューズのサイズ矯正
先日、RSタイチのドライマスターアローシューズを購入しました。
色々試し履きして、まぁまぁマシな中でさらに1サイズ大きめを選んだのですが、実際にツーリングに出てみたら、やっぱり足が痛くなってしまいました。
仕方が無いのでこれを革靴のような方法でサイズ矯正します。
使用する道具はこれだけです。
- 小さめのペットボトル
- マスキングテープ
自分は足が大きい(27.5~28cm)ので、この方法が使えていると思います。
足の小さい方はサイズの合った矯正器具を購入された方が無難かと。
骨の当たる位置をマーキング
シューズを履いて、足の骨が当たる箇所にマスキングテープを貼り目印にします。
ペットボトルをつぶす
空のペットボトルを縦に潰して、キャップをしっかり取り付けます。
キャップを取り付けるときの空気の入れる量で靴を伸ばす時の力が決まります。
靴の大きさによっては、そもそもペットボトルじゃ無理な場合もあるかと思います。
ペットボトルを靴に押し込む
キャップを閉めたペットボトルを横にして、シューズに押し込みます。
入らないときや緩すぎるときは空気の量を調整しながら、何度かトライです。
あんまり無理に押し込むとシューズを壊すかもしれませんので要注意。
キャップの位置確認
マスキングテープの場所と、ペットボトルキャップの位置がぴったり合っていればOKです。
ここを癖付けし伸ばして、飛び出た足の骨がすっぽりハマれば、痛みを抑える効果が期待できます。
しばらく放置
このまま一週間ぐらい放置して、そのあと実際に履いてみて効果が確認出来たら終了です。
矯正効果の維持
ライディングシューズの場合、樹脂のプロテクターが外側についているので矯正した効果が元に戻る懸念がありました。
それと一週間程度の放置では、まだ伸びが足りない場合もありますし。
自分の場合は、ツーリングから戻るたびに毎回ペットボトルを押し込んでいます。
今まで複数のメーカーのライディングシューズやブーツを同じやり方で矯正してきましたが、自分の足の骨の変形程度であればこれで十分でした。
今日もお疲れさまでした。